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<スタッフ・コラム>シンクジャム(THINKJAM.)のスタッフが考えていること・セミナー要旨や裏ワザなど、ちょっと軽めのコラム

男女で違う!?ソーシャルメディア上での話題

Q&A型ソーシャルメディア「Proust」上で投げかけられた、1,000以上に及ぶ質問への回答結果に関して調査を行い、そこからソーシャルメディア上で話題とする内容に関して、男女間でどのような差異があるかをまとめたブログ「He Said, She Said: How Men & Women Are Sharing Differently Online」を要約しました。

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【1】女性がよく話題にする内容
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1)女性は、自身の好きなラブソングに関して、男性よりも8倍多くシェアする。
2)女性は、パーティーでの出来事に関して、男性よりも600%多くシェアする。
3)女性は、同性だけで遊んだことに関して、男性よりも6倍多く書き込む。

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【2】男性がよく話題にする内容
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1)男性は、自身が親であることに関して、女性よりも2倍多く振り返って考える。
2)男性は、自身はオタクであると、女性よりも10倍多く考える。
3)男性は、宗教的価値観に関して、女性よりも若干だが議論することを好む。

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【3】男女両方でよく話題にする内容
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1)男女とも、結婚にまつわる話や結婚式の話題に関しては、頻繁にシェアする。
2)男女とも、仕事のキャリアにまつわる話に関しては、頻繁にシェアする。

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参考記事
■『He Said, She Said: How Men & Women Are Sharing Differently Online』 Proust.comブログ

「foursquare」を利用したキャンペーン事例

会員数が1,000万人を超え急速に台頭しつつある、位置情報に基づいたソーシャルネットワーキングサービス「foursquare」を使ったキャンペーン事例をいくつか集めました。

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【1】McDonald
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ユーザーがMcDonaldの店舗前でチェックインすると、ランダムでクーポンが獲得できるキャンペーンです。チェックインしても、すべての店舗でクーポンが発行されるわけではないため、ユーザーに複数の店舗へ、数回にわたって訪問を促すことが可能となります。

このキャンペーンにより、McDonaldは通常の1日の店舗訪問客数より33%増を達成しました。またこのキャンペーンの注目すべき点は、McDonaldが費やしたコストはわずか$1,000のみだった点です。

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【2】The History Channel
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History Channelは、実際に店舗などを持っているわけではありませんが、興味深い情報をユーザーに提供することで、上手くfoursquareを利用したキャンペーンを成功に導きました。ユーザーがロンドン塔(Tower of London)などの歴史的な建造物の前でチェックインを行うと、歴史に紐づく魅力的な情報がユーザーに提供される形となっています。

このキャンペーンも影響し、History Channelのfoursquareページは202,450人ものフォロワーを獲得することとなりました。

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【3】Starwood Hotels
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ユーザーがfoursquareのアカウントと、Starwood Hotel 利用者アカウントをリンクさせ、ホテル予約済の状態でStarwood Hotel 前でチェックインすると、250ポイントがもらえる仕組みとなっています。今年5月にこのキャンペーンが開始されてから、7月14日時点で、Starwood Hotel はおおよそ1,000万ポイントをユーザーに提供するという結果を生み出しています。

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【4】GranataPet
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GranataPetはミュンヘンとベルリン市内に、10の広告版を設置し、ユーザーが広告版の前でfoursquareを使用しチェックインすると、広告版からペットフードが出てくるキャンペーンを展開しました。結果として、10の広告版のひとつひとつが、初日1日で平均118回のチェックインを記録し、またミュンヘン市内のペットショップにおいて、 GranataPet商品の売り上げは通常より28%上昇したとのことです。

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参考記事
■Lauren Drell『6 Successful Foursquare Marketing Campaigns to Learn From』(2011.07.14) Mashable 記事
■Paul Flanigan『4 Inspiring Foursquare Success Stories』(2011.08.03) sprout insights 記事 

Facebook新機能とその活用法

2011年9月22日(木)アメリカ・サンフランシスコでF8 Developers Conference(Facebookによる開発者向け会議)が開催されました。この会議やその前後を通じて、Facebook(以下FB)に関するさまざまな新機能の発表が行われましたが、その中でも「タイムライン」「新型ボタン」「ティッカー」の3つの機能に焦点を充て、その機能の詳細と今後の活用方法について考えてみました。

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【1】 タイムライン
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タイムラインとは、現在のFB上のプロフィール部分を、よりビジョアル化した美しい形のインターフェースに変換できる機能のことです。このタイムライン上には「動画の掲載」「大きなプロフィール写真」「いいねボタンを押したコンテンツ」「これまでに訪れた場所」「FB上の友達」などを表示することができます。これはユーザーに対し、より精度の高く美しいインターフェイスを提供するという目的に加えて、サードパーティーのサイトが、個人ユーザーのFB上のプロフィールから、それぞれのユーザーに関してより詳細な情報を取得することを可能にするなどの側面も期待できると考えられます。

タイムライン
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また、仮に企業がFBページ上にタイムラインを取り入れた場合、「企業のブランドイメージを表す画像を大きく掲載」「イベント情報の掲載」「新商品の紹介」などを可能とし、より多くの企業がFB上に自社メディアを展開することが想定されます。


企業がタイムラインを自社FBページに取り入れた場合(イメージ)
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【2】 新型ボタン
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F8内では直接言及はされませんでしたが、 Facebook CTOのBret Taylorやさまざまなソースを通じて、現在の「いいね」ボタンに加えて、「Read」「Listen」「Watch」「Want」などの新しいボタンが利用できるようになることが確認されています。これらのボタンを使うと、例えばeコマースサイトの商品詳細ページに「Want」「Own」「Like」など数パターンのボタンを用意しておくことで、訪れたユーザーが、どれくらい強くその商品を買う意志があるのかを表現できたり、また「Own(日本語訳:持っている)」ボタンを通じて、すでにその商品を保有している友人をFBページ上から探すことができるようになるなどの可能性を秘めています。

 eコマースの商品詳細ページに新型ボタンを取り入れた場合(イメージ)
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【3】 ティッカー
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ティッカーとは、FBページの右上部分に表示され、FB内の友達のアクティビティ(コメント、「いいね」ボタンを押すなど)が時系列的にリアルタイムで流れる、小さな電光掲示板のようなものです。ニュースフィードが、アルゴリズムに基づいて重要と思われる情報のみを表示するのに対して、ティッカー上では、ほぼすべての友達のアクティビティが表示されると考えれらています。

ティッカー
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このティッカーと新型ボタンを組み合わせて使用すると、例えば今後以下のようなことができるようになると考えれています。
1)ユーザーAがスマートフォンを使って●●●という曲を聞く。
2)ユーザーAはその曲を気に入り、曲の横に表示されている「Listen」ボタンを押す。
3)ティッカー内に「ユーザーAは●●●を聞いています」という情報が流される。(今後、新しいオープングラフにより、1度「Listen」ボタンを押すと、同サイト内で他の曲を聞いた際も自動的にティッカー上に流れるようになり、毎回ボタンを押す必要がなくなるといわれている。)
4)ユーザーAの友達であるユーザーBがそのティッカーを発見し、リアルタイムで2人が同じ曲を聞く。
5)ユーザーBはその曲を気に入れば、そのまま購入することができる。

ティッカーと新型ボタンを組み合わせて使用した際のユーザーの動線
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参考記事
●Christian Taylor『5 Ways Facebook’s New Features Will Fuel Social Shopping』(2011.09.29)Mashable記事
●Zeny Huang『Why Facebook Timeline Will Be Huge for Brands』(2011.09.29)Mashable記事
●Leena Rao『Source: Facebook To Launch Read, Listened, Watched, And Want Buttons』(2011.09.19)techcrunch記事
●MG Siegler『Coming Soon: Facebook’s Automatic “Read” Button』(2011.09.22)techcrunch記事

グルーポンは小規模ビジネスには向かない?

2011年7月2日のTech crunch(http://techcrunch.com/)の記事を要約しました。

●メディアからのニュースや、デイリーディール(割引価格や特典がついたクーポンを期間限定でインターネット上で販売する取引)を試みた多くの会社からの話を聞く限りでは、グルーポンは小規模ビジネスを破滅に追い込んでいるように思われる。

●しかしながら、100,000件以上の過去の取引に基づいて作成されたYipit社の「 Daily Deal Industry Report」によると、デイリーディールを試みた会社のうち43%が、少なくとも2度目のデイリーディールを行っているという発表がなされている。

●また、これまで小規模ビジネスにおいて頻繁に活用されてきた新聞広告などの効果が次第に弱まっていく中で、多くの顧客を呼び込む可能性を秘めいている、グルーポンという新しいマーケティングチャンネルを無視することは難しいのではないだろうか?

●そのため、小規模ビジネスに対し、ただデイリーディールを避けるよう促すのではなく、どのように成功させるかその指標を示すべきではないだろうか?

●小規模ビジネスが、デイリーディールを最適化するために最も重要な指標は以下となる。
1)クーポンそのものの金額に対し、カスタマーがどれだけの金額を追加で生み出したか?
2)デイリーディール終了後、どれだけの割合のカスタマーが正規の顧客として戻ってきたか?
3)デイリーディールを通して、どれだけ多くのeメールをユーザーから獲得し、その情報を取得することができたか?

●もし小規模ビジネスがこれらの指標に基づいて、利益を最大化することができたならば、デイリーディールは非常に魅力的なマーケティングオプションとなりうるだろう。

●しかしながら、デイリーディールはすべてのビジネスにおいて有効なわけではない。現状大多数の取引は、スパ、サロン、レストラン、イベント関連などに限られている。これらのビジネスがデイリーディールを活用している背景には、料金がある程度固定されていること、短期間で在庫を消化する必要があること、デイリーディール上で大幅な割引を行っても追加にかかるコストはそれほど大きくないこと、などがあげられる。

出典:Vinicius Vacanti『Is Groupon Bad For Small Businesses?』(2011.7.2)TechCrunch

リンクシェアに関するShare Thisの調査結果

Share Thisにより行われた、インターネット上でのユーザーのリンクシェアに関する調査について説明している 、2011.6.6のTech Crunchの記事のポイントをまとめてみました。Share Thisはウェブサイトやブログ上に簡単にカスタマイズできる「Share This button」と呼ばれるリンクシェアのためのボタン(FacebookやTwitter,LinkedInなど様々なプラットフォーム上に同時にリンクシェアが可能)を提供している会社です。このShare Thisの調査は、1ヵ月間において、100万以上のウェブサイトに設置されたShare This buttonを使ってリンクシュアをした、3億人以上のユーザーの動向に基づいています。
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1)ユーザーによるリンクシェアの影響力拡大
・1ヵ月間に70億ページビューを生み出している。
・インターネット上におけるすべてのトラフィックのうち、おおよそ10%を占めている。
・参照元トラフィックのうちの31%を占めている。
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2)リンクシェアにおけるメディア別の影響力
・リンクシェアにおける参照元メディアの中で、ツイッターが11%のみという状況の一方で、Facebookは全体の38%をも占めている。
・実際にシェアされたすべてのコンテンツのうち、Facebookが56%を占めている。

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3)リンクシェアされた際の平均クリック回数
・シェアされたコンテンツがクリックされる平均回数に関しては、Facebookが平均4.3回なのに対し、ツイッターは平均4.8回と上回っている。

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4)ユーザーが1ヵ月間にリンクシェアするカテゴリの数
(調査ではビジネス・政治・エンターテイメント・健康・ショッピングなどのカテゴリに分割)
・80%のユーザーは、一つのカテゴリしかリンクシェアを行わない。
・70%以上が今までに一つのカテゴリのみしかクリックしたことがないと回答。
・エンターテイメントやショッピング関連のリンクシェアではFacebookが強い。
・ビジネスや健康関連のリンクシェアではEメールやTwitterが強い。

 

出典:Erick Schonfeld『ShareThis Study: Facebook Accounts For 38 Percent Of
Sharing Traffic On The Web』(2011.6.6)Tech Crunch記事

なんちゃってプロデューサーに要注意

日経ビジネス20110627記事(p.36-37)にあった、「なんちゃってプロデューサー」にならないように注意したいものです。大企業にいがちな人たちですが‥以下、その4タイプの人の抜粋です。

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いつも見かける不思議な人
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社内の組織を積極的に動き回り、声も大きく、精力的に動き回る。ただ、意味のない世間話が大半で、何かが生み出されたという話は皆無。忙しく見せることこそが、自らの使命と感じている。

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夢がいつも夢で終わる人
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事業拡大の可能性を常に追求し、さまざまなアイデアを出して風呂敷を広げていく。一見、意欲的にも見えるが、最終的にはいつも収取がつかなくなり、周りに迷惑をかけて終わる。

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共通語が見いだせない人
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自らの「事業センス」を頼りに、斬新なアイデアを次々と考えつくクリエーティブな人材。しかし、周囲へのプレゼンがおざなりで社内から理解も共感も得られず、いつもプロジェクトを回す人材が集まらない。

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永遠に情報を集め続ける人
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最新機器を操り、インターネットを駆使して企画のための情報を収集し続けている。ただ、本人からパッとした企画は出ない。会社のお金で最新機器を買ってもらい、触りたいだけでは、との疑惑が流れている。

コンセプトは常に必要なのか?

前回の「コンセプトは活動に紐づく」というセッションで、コンセプトとは“私のいまいる状態を、ありたい姿にもっていくためには、私は何に対して、どうすべきか“という思考が芽生えたときの解決策の方向性を示すこと、と定義してみました。しかし、これをビジネスの現場で、利用してみようと思ったとき、認識違いに基づく障害が発生しがちです。たとえば、ある案件において私が「この施策を考えるにあたっては、コンセプトが必要ではないか?」と考えたとしても、相手(同僚やビジネスパートナーやクライアントなど)がそう思っていないの場合などがよくあります。

自分がコンセプトを必要としているのに、相手がコンセプトを必要としていない。翻って考えてみれば、自分は目的に向かってどういう方向でアプローチしたらいいか?という方向性から議論し、施策に落としていきたいのですが、相手は「目的は決まっているのなら、いままでのやり方でやってから、改善ポイントを探れば?」という姿勢です。「方向性はいいから、やってみよ。」ということですね。前回議論した活動理論に戻れば、この状態は「自分=活動」しようとしているのに対し、「相手=行為」です。これは、どちらがいいという話ではありません。この両者のズレが問題なのです。

この両者のズレは、意外と表にでてきません。私の経験だと、クライアント企業がプロジェクトマネジャーに、もう少し方向性を議論してから施策を考えましょうと伝えているにも関わらず、プロジェクトマネージャーは「スケジュールがないので、この施策でいかないとまずいです!」というズレから、担当者を変えろ!ということにまで発展したことがしばしばあります。逆に、クライアント企業は、まず軽く施策をトラアルしてデータから次の打ち手をしっかり考えたい!と伝えているにもかからず、コンサルタントを売っている営業マンが「コンセプトメークからやらないとダメです!」とゴリ押しして、嫌われる‥ということもあります。当事者同士で白熱していると、どこが論点なのかわかりにくい場合がありますが、同じような事象は、立場が違えど、いろいろなシーンで起こっているはずです。

コンセプトはいつも必要なものではありません。まず、行動してみるか?いや方向性を考えてから進めるべきか?これは、、鶏と卵と一緒です。結局、やはり使い手の「意図」があってこそ、本当に生きてくるものなのです。私たちもコンセプトメークの支援を生業にしていますが、まずはやってみましょう!という提案をする場合もよくあります。

ECサイトで購入完了につながるトラフィックは?

MARKETING PILGRIMに投稿された記事(2011年5月20日)の要約。

この記事は、2011年2月にある複数のECサイトにおける60,000のトランザクションを調査し、「ショッピングカートに来た人たちはどこからやってくるか?」について分析したものです。ショッピングカートには、56.8%がEmail経由から。続いて直接アクセスが17.9%、検索が10.3%と続いています。なおこのデータでは、ソーシャルメディアからのアクセスは、4.3%となっています。

購入完了(いわゆるサンキュー画面)まで達したユーザーは、Email経由が最も多く67.3%、続いて直接アクセスが、23.7%、ソーシャルメディアは、2.11%となっています。

ソーシャルメディア経由のアクセスは今後伸びると思われますが、現段階においては、商品の購入完了に一番効果的なマーケティング手法はEmailとなっています。

出典:Cynthia Boris『Which Traffic Source Has the Best Conversion Rate?』(2011.5.20)MARKETING PILGRIM

タブレット利用機会の増大を示したAdmob調査

Admob(世界最大のモバイル広告ネットワーク)によるタブレットユーザー調査について書かれた、2011.4.8のbetanews記事を訳し、要点をまとめてみました。
この調査は、アメリカ在住の1430人のタブレット端末保有者を対象として、複数回答形式で行われています。

●ユーザーはどのようにタブレットを利用しているのか?
1)ユーザーはゲーム、情報の取得、Eメールの使用などさまざまな目的でタブレットを利用している。

2)ユーザーは家でタブレットを使用する傾向がある。
・回答者のうち仕事でタブレットを使用しているのは7%のみ。
・82%は家庭でタブレットを使用している。

<結論>タブレットユーザーには、ビジネスよりもむしろ娯楽や趣味のためにタブレットを使う傾向がみられる。

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●他のデバイスと比較したときのタブレットの使用状況は?
1)77%はタブレット購入後デスクトップやノートブックを使用する機会が減少したと回答。

2)タブレット使用時間の増加
・59%はタブレット取得後、紙の本を読む時間が減少。
・43%はデスクトップよりもタブレットに費やす時間のほうが長い。
・34%はTVの閲覧よりもタブレットを使用する時間のほうが長い。

3)28%がタブレットをメインPCとして使用している。

<結論> タブレット購入後、ユーザーは他のデバイスに比べタブレットをメインに使用する傾向がある。
また、PCからタブレット型端末への移行が少しずつ始まっているといえる。

出典:Joe Wilcox『AdMob survey shows 28% of tablet owners use device as primary PC』
(2011.4.8)betabews記事

Google「+1」、Facebook「いいね」、ウェブコマースにおけるボタンの覇権争い

2011年6月2日のGigaOMの記事の要約

●FBの「いいね」、Googleの+1、リツイートなどのソーシャルメディア上のボタンは、ビジネスにおいてどのくらい効果のあるものだろうか?
●FBの「いいね」ボタンは、ウェブサイトへのトラフィックを増加させる傾向がある。
(例)リーバイスはFBの「いいね」ボタンによりトラフィックが40倍になったと発言。
 ●しかし、リーバイスのトラフィックの増加は、リーバイスの売り上げの増加やマーケットシェアの拡大には結びついていないことが確認されている。
●今現在のところFBの「いいね」ボタンと実際の売り上げにおける関連はほとんどないとされている。しかしながら、近い将来にはウェブ上のトランザクションにおいて強力なものとなりうるだろう。
 ●今現在Googleは収益の約40パーセントをEコマース関連の活動から得ているが、今後12か月以内にはFBがその最大の敵になりうるだろう。
 ●今日Eコマースサイト運営者が最も興味を持っているのは「1FB、2モバイル、3ローカル」である。そして、Eコマースサイトにおいて、1位であるFBの核となるのは「いいね」ボタンである。
 ●ユーザーが「いいね」ボタンを押すということには2つの意味がある。
①ユーザー自身が広告塔となる。(FB上の“友達”に対し、「いいね」を押したブランドがニュースフィード上に紹介されるため)
②ユーザーがそのブランドからのメッセージを受け取ることを了承したということ。
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ブランド側はユーザーの興味に基づいてFB上に広告やクーポンを出すことが可能となる。
●プラグイン型の「いいね」ボタンは2種類存在する
① thatfolks→通常の「いいね」ボタン
②Open Graph protocol-based「いいね」ボタン
・ユーザーが「いいね」ボタンを押すと、ユーザーのプロフィール上(興味と感心部分)にそのブランドのページが表示される
・ブランド側はアップデートした情報をユーザーのウォールに投稿することができる。
・ブランド側は質の高いメタデータの取得が可能となり、ユーザーに対しターゲット化した情報の送信が可能となる。
(具体例:ユーザーがリーバイスのサイト訪問→ジーンズAに対し「いいね」ボタンを押す→ユーザーのFBプロフィール上にリーバイスサイトが表示され、かつブランド側はジーンズAに対し「いいね」ボタンが押されたという情報を獲得できる→リーバイス側はジーンズAの割引クーポンをユーザーのウォールに投稿)
 ●FBユーザーがFBにログインしている限り、サーチエンジン結果に「いいね」ボタンのアルゴリズムが反映される。
 ●GoogleはFBに対抗するために「+1」ボタンを開始した。すべてのwebsite運営者が自身のサイトに「+1」ボタンを取り付けることが可能となっている。
●「+1」ボタンはウェブサイト運営者に更なるトラフィックを呼び込むことを可能にするが、それはあくまでビジネス上のものである。
●一方「いいね」ボタンはより個人的なソーシャルメディア上の人間関係に基づいているため、よりエンドカスタマー個人個人に近づくことを可能にしている。

出典:Om Malik『Google+1,Facebook Likes& the Web Commerce Battle』(2011.6.2)GigaOM