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WO!009|GAP型サイトはこれからの定番となるか?

以前から話題となっていたGAPのiPad用アプリ 「Gap‘s Shopping App for the iPad 」。
日本でも今年4月あたりに各種ブログ+Youtubeなどで、その使い方が紹介されていましたがシンクジャムでも、海外サイトからダウンロードして試してみました。


特徴的な「無限チラシ」

アプリケーションを開いて最初に登場するのは、いわゆる「新聞折込の百貨店チラシのようなもの」です。紙のチラシと違うのは、1枚の大判チラシをスクロールしていっても、延々と続くということです。これを私たちは勝手に「無限チラシ」と呼んでいます。
最初は面白がって、スクロールをしてみますが、すぐに「1枚のチラシのようなもの」と認識できると、その時点からどんな情報が書かれているのか、しっかり探しはじめることになるでしょう。
最下部には、3つのボタンが並んでいて、ここから意識的に他の「ドメイン」へ移動することが可能。最下部ボタンは、
左)1969stream
中)Gap Finder
右)Shop
となっていて、Shopは文字通りECサイトになっています。

センターにあるGap Finderは、位置情報と連動しており、現在地近くのGapのリアル店舗を地図上に表示。
まさしくipadのコンセプトを活かしたリビングユースの発想で、チラシをみながらリアル店舗を探すというような、EC以外も利用する人を意識したところが魅力です。残念ながら海外用のアプリなので、日本の店舗情報は入っていませんが、ついつい近くの店舗を探してしまい、何か情報があれば見てしまいそうです。

「無限チラシ」にソーシャルメディアを加える

このGAPの場合「無限チラシ」部分は、従来の紙メディアのそれとは異なり、「読ませる」というよりも、ソーシャルメディアを中心に、他メディアへのアクションを促すHUBの役割を意識したところも重要なポイントです。
現在主な連携外部メディアは‥
●Twitter
●Polyvore
●blog
‥しかありませんが、目的に合わせてこの他にもいろいろ連携できるはずです。今回、動画や上下の衣料アイテムを選択できるアプリなどを活用しているように、チラシ上で楽しみながらシミュレーションさせるということも、各業種に応用できるでしょう。
もちろん無限チラシで「特集」を毎回組み、アプリケーションをアップデートし続けることで、最新情報を提供する重要なインタフェースもなります。

ECサイトとしての使いやすさ

今回は、ジーンズのECサイトであるという点から商品数もまだ少なく、ナビゲーションも極めてシンプルに収まっていますし、商品そのものに対する情報提供については特筆すべきことはないといえるでしょう。
現段階では、実験レベルなのかもしれませんが、本格的にECを展開するのであれば、iPadならではの機能が各所に追加されるはず。例えば、先ほどの「無限チラシ」から直接商品詳細にもLINKされていますので「チラシ特集→EC個別商品→レコメンド回遊」という導線の開発も、これまでにないアイデアがでてきそうです。
注目したいのは、商品の詳細の紹介をしたり、購入に引き込んでいく導線。本のページをめくるようなイメージの下に出てくるスペース内にコンパクトにまとめており、今後の導線設計にとても参考になると思われます。
昨今のECサイトにも付加されてはじめていますが、商品ごとにある「shareリンク」。
今後、ソーシャルメディアとの連携がますます盛んになると、iPadやスマートフォンを活用したECは不可欠なものになると考えられます。いわゆるソーシャルコマース時代の到来です。

さて、ここまでをまとめてみますと、このGAPのモデルは無限チラシ⇔各種プロモーション⇔ソーシャルメディア連携⇔ECサイトという構図が描けますが、これは衣料系ECのみのものではなく、あらゆる業種に展開できるモデルといっても過言ではないでしょう。
新しい自社のマーケティングモデルとして、いまから可能性を探っておく必要はありそうです。

Posted by THINKJAM.

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