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WO!004|あたらし・おもしろWebサービスの祭典「WISH2009」 に行ってきました!

2009年8月21日(金)、ベルサール九段で開催された、「WISH2009」。
Webを使った「おもしろいサービスや端末」を紹介するというイベントならではの仕掛けもいろいろ。


来場者も、PCの前に座っている人もLIVEで参加。

イベントの狙い

会場の様子(http://jp.techcrunch.com/archives/20090823wish-2009 (c)Serkan Toto )

WISHとは「Web Innovation Share」の略称で、まだ認知度が低いが可能性を秘めているWebサービスや端末に関して、開発者自身がメディアやブロガーの前でプレゼンテーションし、その情報を広めていくきっかけを作ろうという趣旨のイベント。
記念すべき第1回は、事前審査を通過した14のプレゼンテーションが行われました。

誰もが見れる、語れる

会場の模様はWebカメラを通して、インターネット上(Ustream)で同時公開されるため、誰でもイベントを見られます。Twitterやセミッターで、オーディエンス同士のコミニケーションを積極的に促しているのも、このイベントの特徴と言えるでしょう(詳細後述)。
シンクジャムからは1名が会場参加、2人はPC参加。メンバー間のやりとりには、Skypeを活用し、臨場感を楽しみました。

みんなが携帯で投票

会場に集まったオーディエンスは約400名(用意された300席では足りず!)。各自、プレゼンを聞いて「どれだけ応援したいか」という基準で4段階の評価をし、携帯で投票します(PCでも可)。それを審査員の評価と合わせて、最終的に受賞者を決定します。
受賞サービス・製品は右表のとおりですが、今回の「を!」では受賞の「ドレスファイル社のオンライン・クローゼット」、そして惜しくも受受賞を逃した「ランゲート社の相互添削型SNS Lang-8」「三三社のLink Knowledge」をご紹介しましょう。なお、各エントリーの概要はこちらでご覧いただけます。

ワクワクするWebならでは!のアイデアたち

所有をクラウド化する「ドレスファイル」

みんなのファッショングッズを 物理的にも情報的にも「ドレスファイル」に 集約してみんなで使う

データをインターネット(の先にあるサーバ)に預け、そこで管理・処理をしてしまおうといったクラウドコンピューティングの発想を、衣服に適用させたサービスです。
ユーザーは服を宅配便で預け、そのDB(=オンライン・クローゼット)をWeb上から参照することができます。そして、必要なときにWebから申請すれば、最短で翌日に服を届けてくれます。
「服を所有している」という情報をインターネットに集約・公開することで、将来的にはそこでオンラインフリーマーケットを展開したり、同じ体型の人どうしがつながって、服の貸し借り
ができるようになるというお話もありました。

相互添削型SNS「lang-8」

lang-8は、外国語学習に特化したSNS。ユーザーは学習中の外国語で日記を書き、それをネイティブのユーザーが添削してくれることで、言語の理解を深められます。
インターネットという“国境を越えた共通プラットフォーム”を活かしたWebサービスは、「言葉の壁」によってなかなか簡単には拡がりにくいのが現状ですが、このSNSではそれを逆手にとったもの。
現在サイトが提供しているインターフェースは15言語、ユーザーが学習している言語数は75にものぼるとのことです。
「インターネットを通じて、世界のみんなが助け合い、問題を解決する」という、ひとつの理想を具現化させようという取り組みには、今後も注目していきたいと思います。

名刺を基に企業活動を“見える化”する「リンクナレッジ」


「企業」対「企業」の関係も、紐解いてみれば人どうしの関係で成り立っています。
そこで、どの企業のどの担当者と接点があるのか?を「名刺」を基にたな卸しし、それを営業管理や顧客管理に活用しようというのが「リンクナレッジ」です。
名刺をスキャンするだけで、データを登録でき、自社の営業状況や傾向(どんな業種の顧客が多いか‥など)、顧客の組織図をツリー化して見られます。さらに、外部サービスと連動することで、顧客の人事異動の情報、ニュースリリース、企業スペック情報(資本金・従業員数‥など)も自動的に表示。
名刺データをきっかけに、その企業にまつわる情報をインターネット上から自動的に収集し、まとめて表示しまおうという発想がおもしろいですね。

プレゼンテーターにとっても良い振り返りの場

このイベント会場では、視線をPCに落としているオーディエンスをあちこちで見かけました。彼らは、プレゼンテーターの話を聞いていないのではなく(むしろその逆で)プレゼン内容を話題に主にセミッターを使って、他の人とコミュニケーションしているのです。

セミッターとは、リアルタイムに配信されるイベント動画上に、Twitterで投稿されたつぶやきがニコニコ動画のように流れて表示されるサービスです。つまり、その場に“いる人”も“いない人”もインターネットを経由して一同に介し、会場のライブ(同じ時間に同じ体験をする)感を共有しながら、それを基にコミュニケーションを楽しんでいるわけです。
結果として、ブログのような編集された情報とは異なり、その場の空気を切り取った、いわば「生」の情報が、記録されることになるので、プレゼンテーターにとっては“振り返り”の際の参考情報になるかもしれません。

プレゼン内容もさることながら、「WISH2009」には、こういったWebサービスを巧みに活用した、イベント効果を高める工夫が随所に見られました。

インターネット環境があれば、来場者に近しい体験ができ、さらに、そこで議論を交わすこともできるとなると、わざわざ会場に足を運ばなくてもよいイベントが今後も増えてくるでしょうね。

Posted by THINKJAM.

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