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生活者視点での分析を基本に。

2009年4月17日付けの日経産業に掲載されていた「新車販売ランキングの推移」。軽自動車に黄色くマーキングしてみました。

10年も同じ車が並んでいるのは、どの車も見た目がたいして変わらないのなら、軽自動車で充分だという生活者が多いからだ。今、車が売れないのは、この程度で良いという人しか買っておらず、どうしても欲しいと思わせる商品の個性がないからだ―というのが、新聞の論調のようです。
確かにそうかもしれませんが、10年間に売れた商品名だけ並べてみて果たしてそういえるかという視点で考えてみるのも大事でしょう。商品名は同じでも、コンセプトは変わっているかもしれないし、同じ商品名でも商用か自家用かとか用途も異なる。車を必要としなくなったコミュニケーションの方法の変化、そしてモノを大事にするというECO思想も(企業のコーズ・マーケティングのおかげもあり)浸透してきました。私たちは、企業側からの情報と同時に、常に生活者の視点での分析軸を持たないといけません。
―ということを、考えながら改めてこの表を眺めていると、ビジネス新聞とはいえ、モノを新しく買い続けないといけないと煽っているような論調が少し怖くなります。マーケティングのコンサルティングをしていると、往々にしてクライアントの目先の利益ばかりに目がいきますが、私たちみんなが幸せな社会を目指すのであれば、常に長期的な視点でのオプションも大事なんでしょうね。

Posted by THINKJAM.

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