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WO!007|Web&モバイルマーケティングEXPOに行ってきました

行かれた方も多いかと思いますが、5/11(水)~13(金)に東京ビッグサイトで開催された大型イベント「Web&モバイル マーケティングEXPO」(国内主要IT企業:280社出展し、来場者数:12万2,371人)今回はモバイルを中心に興味深かったものに加え、iPhoneの活用ニュースで気になったものをレポートします。

ユーザー参加型プロモーション

ケータイ×フォトモザイクの活用

コマップ社の「PITCOM」というツールは、小さな写真を集め、ひとつの絵や写真として見せることが可能。下の例のように、完成したモナリザの写真を拡大してみると‥いろいろな人から成り立っているのがわかります。 

コマップ社Webサイトから

自動的に画像の彩度・明度の調整をして、ひとつのグラフィックを作り上げる技術は、コマップ社の特許のようですが、これを映画のキャンペーンに展開するケースも多くみられています。
たとえば、トムクルーズが主演した映画「ワルキューレ」では、ケータイカメラで撮影した自分や誰かの顔写真をメッセージと一緒に特定のアドレスに送ってもらうと、先着5,000名分の顔写真が映画のポスターになって貼り出されるというもの。 

映画「ワルキューレ」のプロモーションサイトで、画像を募集していた。

過去、実際に使われたポスターを展示

携帯ひとつで手軽に参加できるという、ユーザー心理を上手く利用したプロモーション施策といえるでしょう。ちなみに、B1ポスターサイズで約1万人の参加者を掲載することが可能だそうです。
今回、会場では大きなディスプレイ上に、リアルタイムで小さな画像が一つひとつアップされた結果、大きな絵(ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」)が完成するというプロセスを見ることができました。

会場では、QRコードでアクセスして、顔写真をアップできるようになっている。

リアルキャンペーンで展開すれば、そこにいるユーザーは「参加している」というライブ感も味わえるだけでなく、完成した驚きから、その内容を誰かに伝えたいという衝動に駆られるため、インパクトのある口コミツールとしての機能も果たせるでしょう。ハードルは高くなりますが、パーミッションをとった参加者のメールアドレスに対し、コミュニケーションメールを送ったり、いただいたメッセージを商品開発に活用したり‥という方法にも展開できそうです。 

ユーザーのブログ記事を自社サイトコンテンツにも活用

ブログウォッチャー社の「SHOOTI 口コミ Plus」は、外部のブログから特定のキーワードに関する情報を収集し、それを自社サイトなどに表示させるASPツール。自社商品の活用事例、お客さまからの感想や新しい使い方などを商品コンテンツに反映させることで、それを閲覧した人々のアクション度合いを高められるといいます。確かに、企業からのPUSH情報だけでなく、中立的な立場で書かれた実際のユーザーからの声は貴重な情報源となるでしょう。
事例としてはグリコ乳業の「ドロリッチ」というドリンクのスペシャルコンテンツが紹介されていました。手足が生え、擬人化されたたくさんの「ドロリッチ」にマウスオーバーすると、外部ブログから収集した情報を一部見ることができ、2回のクリックで、そのブログのパーマネントなURLにアクセス可能です。

「ドロリッチ」の公式スペシャルページ

システムを使い、話題や意見を自動で収集/更新。さらに「除外ワードフィルター」で、企業が希望しない情報は掲載されません。
ユーザーの声をうまく活かすことができるなら、低運用コストで離れがよいコンテンツのひとつになるでしょう。ただし、自身のサイトに指定企業の商品名などを書くブロガーが少ない場合は、ブロガーに何らかのインセンティブを与えて、エントリー記事を書いていただくキャンペーンなども展開する必要がありそうですね。
逆にブロガーは、自分のサイトをみていただくチャンス拡大にもなります。

口コミ記事が、外部から集まってくるが、フィルターにより落とされる可能性がある。

iPhoneアプリプラットフォームの応用

応用が期待できるアプリガジェット?

iPhone愛好者は、アプリを購入する際に、通常1つずつダウンロードすることが多いかと思います。しかし、たとえばゲーム会社などで、1社で複数のアプリを販売している場合には、それぞれのアプリの概要をまとめてダウンロードして、気に入ったものを買えると便利ですね。そんなユーザーのためには、CRI・ミドルウェア社のアプリケーションプロモーションエンジン「クラウディア」というのが便利そうです。
アプリを複数包括したアプリ」で、いくつかのアプリをパラパラとめくってみることができ、APP Storeで購入できるようであれば、カートボタンがありそのまま購入できるというもの。しかも、他のアプリ同様アップデートも自動にできますので、新しいコンテンツをダウンロードしたユーザーに対して自動的に供給することも。

CRI・ミドルウェア社のカタログから

iPhoneやiPadの特性を生かし、タッチパネルをスライドさせて商品選択できるのも、デバイスの特性を大いに活かしています。ゲーム会社のカプコンでは、すでに採用されているようですが、一部ユーザーからは「作動が遅い」という声も、 APP Storeに書き込まれていました。
これは、単にアプリケーションのプロモーションとして使うだけではもったいないですね。シンクジャムとしては‥たとえば営業担当者がお客さまにプレゼンテーションをするツールなどをアプリで用意する場合の「営業支援ツールのプラットフォーム」として使えるのではないかと考えています。
新商品情報なども自動更新され、便利ではないでしょうか?
また、実際にアプリケーションのダウンロード数やコンテンツの表示回数なども分析して見られるので、効果検証もできるのが強みといえるでしょう。

最近のスマートフォン活用NEWS

iPhoneを中心に、最近のニュースでいろいろ活用できそうなものを3点ばかりピックアップしました。

雑誌記事などにスマートフォンをかざすだけで、詳細情報を表示

雑誌などに掲載された商品写真にスマートフォンをかざすだけで、商品の詳細情報がみられる、博報堂DYMP、スペースアウト社開発のビューワー(閲覧ソフト)「パラレル」。ビューワーは、APP Storeでダウンロードする必要がありますが「続きはWebで」が、より身近になるだけでなく、さらに個々人に対応した商品提案~たとえば予算・家族の別マンションとか、ライフスタイル別の貯蓄方法提案~が可能になるばかりでなく、購入や資料請求などにも結びつく導線を用意することも可能ですね。今後、QRコードから一歩進んだかたちで、活用されていく可能性を秘めています。

駐車場付近でスマートフォンをかざすと、空き状況が把握できる

「空車」や「混雑」といった、アイコンを表示させる。

三井リパークの時間貸駐車場情報「『今から』停められる駐車場検索」 は、駐車場の空き情報を検索して、現実の風景に重ねて表示するものでARアプリの「Layar(レイヤー)」 に対応。この手のものは、銀行や美容室、宿などいろいろありますが、実際にARである必要性がどのくらいあるのか?地図だけでも充分では?といった実用性についてやや疑問は残ります。しかし、こういったツールを使うことで、三井の駐車場を「指名して」来るという人も増えるかもしれません。まず認知させることをどう考えるか?ツールのダウンロードのきっかけづくりも、同時に重要になってきます。

ネットアンケートもスマートフォンの方が答えやすい?

細かな質問でも、操作性が向上し、参加者の増加が見込める。

7月にリリースされる予定のビデオリサーチインタラクティブ社の調査サービス(右写真)は、PCインターネットリサーチと同等の設問設計に加えて、さらに使い勝手を向上させたもの。PCよりもアンケート参加率が高まると期待されています。スマートフォンの所有率が高まれば、企業調査もこのあたりを踏まえたプランニングが必要になってきます。

Posted by THINKJAM.

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