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鈴木さんにも分かるネットの未来

<MEMO>
●IT業界にあって正しいとされている多くの概念は、本当に正しいかどうかは理屈ではなく、宗教のように信じ込むむのだという感覚をIT業界の人がみんな共有している。だから「伝道師」なんて人もいる。

●30代はじめの人のすべてがデジアナ時代になった。

●日本はインフラが進んだ国。ネットにつなげるくらいには豊かなニートがたくさんおり、ネット原住民となるが、劣等感(リア充)と優越感(情報強者)を抱いている。

●ネットの揉め事は、現実社会から独立したネット社会を守りたいネット原住民と現実社会をそのままネット社会に持ち込みたい人々との争い。

●ネットメディアの影響を受けたネット世論は存在している。

●ネット初のニュースサイトは、専門分野を取り込む方向に進化し、ニュースのポータルサイトで話題になることが大事。

●CGMなどは、マイクロメディアの束であるが、ランキングなどのある特定の情報だけを優先的にユーザーに表示するしくみはマスメディア的な要素になる。

●考えるほど、ソーシャルメディアという用語はくだらなくて曖昧で分類方法としては役に立たない。進化した口コミであり、そういう口コミがUGCサイトのように多数の人への情報発信を行う役割をしているのだとしたら、新しいマスメディアのひとつである。

●口コミメディアでの影響が強いプロモーションの最終目標は、いろいろな切り口で分けられるクラスタ内で、共通の意見をつくりだせるかどうかにある。

●まとめサイトとソーシャルメディアで、情報をループさせることで嘘の方法も、真実になる構造がネットにはある。大衆がだれでも情報操作をすることが可能になったのが、ネット世論の世界。

●コンテンツが無料になると主張している人の理屈には、まともな根拠はない。「フリーミアム」が流行ったが、結局は安売りしたほうがよく売れますよ、といった当然のことをささやいている。コンテンツの価値を下げることは、プラットフォームにとっては自分の懐が痛まない宣伝方法。

●顧客との接点をプラットフォームに依存せずに、コンテンツ側が持つ。今後のコンテンツは1)動的なものに変化する、2)コピーサービスに対価を払う、3)クリエイターとのコミュニケーションにお金を払う、4)編集者やプロデューサーがファンとのコミュニケーションを代行する 5)収益は自分たちでつくったファンクラブ型の独自プラットフォームで上げる、6)サービス事業者は、自分たちでコンテンツをつくりはじめる

●オープン戦略は、市場獲得する際には優位だが、結果的に市場も利益も失う。自分がやる仕事は独占、他社が担当する部分はオープンになって競争があるのが良い(PCメーカーに競争させた、インテルとマイクロソフト)。

●インターネットに国境を設けても、設けなくてもいい。しかし、国家が法律だけで規制すると、国内の企業だけが守らされる「海外企業保護政策」のようになる。これまでの日本のIT産業の歴史は、国内の数々の可能性の芽を自らが摘んできた。

●NDAはプラットフォームによる審査と組み合わせることで絶大な効力を発揮。恣意的に審査を行っても、世間にはそのことがわからず、サードパーティーを支配しやすくなる。

●グローバルプラットフォームは、国家よりもユーザーの個人情報を持ち、収入に対してなかなか課金されない。荘園制に近い。

●電子本棚の登場で、電子書籍市場は変わる。

●情報の爆発に伴う低レベルな内容と無料ハイパーリンクとは別に、有料の電子書籍間でのハーパーリンク網が新たな知のネットワークを構築するかもしれない。

●15~20年後にはすべてのテレビ番組が電波を使わずに、インターネット経由でデータとして映像配信をする。視聴者ひとりひとりに別々の番組を見せるというよりは、同じ番組なのに視聴者によって違う映像が流れることが新しくなる。IPマルチキャストは、筋が良くない技術。

●案外正しい「みんなの意見」(集合知)が採用されるのは、人間相手のマーケティングデータとしてだけに限られる。

●UGCは、作品よりも作品を取り巻く宣伝なども含めた環境こそがコンテンツの本体だ。

●世の中でコンテンツだと認識されるものは、経済活動が成立している。

Posted by THINKJAM.

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