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つながりを煽られる子どもたち

<MEMO>
●ネットの世界で小中高生がつながっている相手の圧倒的多数は、学校などでリアルな日常をともにしている仲間

●小中高生のネット接続の大半は、他者とのコミュニケーション(リアルな人間関係を円滑に保つため)に費やされている。

●消費の対象が、モノからつながりに移行した。

●つながりの増加率は、「知り合い程度の友達」>「仲の良い友達」>「親友」

●小中高生は仲間外れにされないように、周囲に話をあわせることを重視する傾向が増えている。親も子に対してリーダーシップをとるよりも人間関係を重視する人になるよう期待している。

●ネットの普及により、付き合う相手を自由に選べるようになった分、「付き合う相手のいないこと=自分の価値のなさ」に受け取られてしまう。ひとりでいる人間は、コミュニケーション能力を欠いた人とみなされてしまう。

●不登校になったら、自分一人で生きていけないという人間関係のプレッシャーが高まっている。人間関係の比重が高まっているために、逆に不登校になってしまう。教室以外に居場所がある生徒の方が、学校にも行きやすい。

●周囲の人々の反応を異常に気にかけるもうひとつの理由は、自分に承認を与えてくれる他者がいるかどうか、自分自身が常に気をもんでいるから。

●価値観が多様化しているいま、自分がどんな選択肢を選んだとしても、それを選んだことに安定した根拠を見いだせない。周囲の他者からの評価にすがることで、自らの選択の安定性と客観性を確保しようとする。

●自分を評価してくれる仲間の存在が自尊感情を支える最大の基盤になっているため、その関係が損なわれることに強い不安を覚え、ネットを介した常時接続からも離れにくい。

●しかし、自らの存在などを吹き飛ばすような圧倒的な力で迫ってくる相手でなければ、そこから授かる承認は絶対的なものとならない。

●かつて小中高生がこれまで評価求めてきた親や教師との関係はフラットになった。親との世代ギャップがなくなって「友達親子」化し、学校で教わること以外の情報がネットからあふれているので教師をバカにする。いや、親も教師自身も子どもと同じように周りから承認されたくなっている。

●小中高生は、得られる承認を少しでも確実なものにしておきたいために、場面ごとに都合のよい相手だけを選んで付き合いたい。

●そのような互いの内面には立ち入らない表面的な付き合いが、実は「リア充」である。

Posted by THINKJAM.

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