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USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

<MEMO>
マーケターとして改めて読んでおくべきところ
●戦うところを明確にする(→コンセプトづくり、ひいては戦略づくりが必要。そのためのデータが重要)
●日本企業がマーケティングに弱い理由(誰もが思っていてもなかなかできないところ)は理解しておきたい。
●戦略の良し悪しのチェックリスト
●顧客セグメントの前にやるべきセグメントチェックリスト
●マーケティング(特に小売り)のポイント
●どんな人がマーケターに向いているか(4つの適性)
タイトルに騙されないほうが良い。マーケターとなる人の働く姿勢、構えを改めて問い直す内容です。

Posted by THINKJAM.

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機会発見ー生活者起点で市場をつくる

<ポイントMEMO>

製品やサービスを進化させるイノベーションを考える際に大事な「利用機会」だけでなく、新しい製品やサービスを生み出すためのヒントにもなる「機会」を生活者起点で発見する方法が書かれている。かなり粗くいえば、エスノグラフィーのアプローチで機会を発見し、デプスインタビューなどで仮説検証。さらに特に重要な項目を二軸に捉え、新しい機会を差別化ポイントとして強調できるようにするというような、オーソドックスな方法論がまとめられている。

機会について、このようなかたちでまとめられたものは、あまり見たことがないので若いプランナーには参考になるはず(しかし、具体的に書かれていないので、入門者としてはイメージがわかずに、わかりにくいと思う)。長くこの世界にいる人は、「はじめに」の確認だけで充分かもしれない。
●「MECE」ではなく、「枠外の視点」を探索する。
●「定量情報」ではなく、「定性情報」を収集する。
●「分析」ではなく、「統合」する。
最後の分析とは違うアプローチ、すなわち新しい価値をつくり出すプロセスなのだという点は、非常に重要だろう。また、機会とは「新商品を生み出す見立て」「発想のジャンプ台」「試行錯誤の起点」であるという点も改めて参考になる。

しかし、個人的にはこの機会発見をするうえで最も重要なのは、プランナーのアブダクション力だと思う。ここに書かれている方法論はひとつの辞書であることには違いないが、機会を生み出す本当の能力やその開発に迫るホンモノの本を(哲学書などのアプローチでなく、ビジネス書からのアプローチで)待ち望みたい。

Posted by THINKJAM.

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コンセプトのつくり方

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法 -
山田壮夫『コンセプトのつくり方』朝日新聞出版

<ポイント>
●縦軸:ビジョンー課題ーコンセプトー具体策
●横軸:ターゲットー課題ーコンセプトー商品・サービス
という、施策の打ち出しと製品・サービスの開発の両面に対して、コンセプトを活かし、それぞれの要素を行き来しながら、全体をしっかりしたアウトプットとしてまとめていくとう試みを「表現したこと」が新しい。リニアに考えがちなコンセプトメークを、複眼的思考で形作ることが多少なりとも視覚化されたのではないだろうか?

施策は、競合他社が「なんでそれを!」と言われるような、(真似できない、する意味がよくわからない)クリティカル・コアでなければならないことも、書かれており、中・上級者が再度異聞の仕事を見直す時に使える本だろう。

未来に先回りする思考法

<MEMO>
●インターネットが様々なデバイスとつながることは、意思決定の省略になる。
 └ビックデータは、人工知能という出口を見つけた。
 └2020年までにネットにつながっている端末数は、250億台。
 └AIは、人間が行っているパターン認識そのものも行い、改善のための判断まで行う。
 └人間はパターンの塊だ。

●テクノロジーを線でとらえている人は、目的は同じなので、タイミングがすべて。原理を捉える必要がある。
 └最先端の研究者を自社内に囲い込み、クローズドな状況で開発を行う。

●日本でイノベーションが始まらないのは、差し迫った必要性がないから。
 └国家や国民単位でしか考えられない価値観を変えるべき。
 └国家VS多国籍企業になる
 └分散型の時代で、経済的活動は公益性が求められ、政治的活動は持続可能性が求められる。

●技術の賞味期限はどんどん短くなる。

●ロボットやAIが進めば、企業によるベーシックインカム(衣食住などの最低限の保障をする)がはじまるかも。
 └富の再配分が企業で行われれば、政府は要らなくなる。
 └労働→資本獲得→生活という図式がなくなるかも。

●シンギュラリティを恐れるな。テクノロジーとは、最終的には人間そのものと融合することが運命づけられている。

●パターンばかりではうまくいかない?
 └パーソラナイズの問題(潜在的な顧客などの需要喚起ができない)
 └Googleの20%は、リスクヘッジのためのもの

●ロジカルシンキングで合理性や納得性をつかむのではなく、パターンを信じ、そこに投資する。

Posted by THINKJAM.

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鈴木さんにも分かるネットの未来

<MEMO>
●IT業界にあって正しいとされている多くの概念は、本当に正しいかどうかは理屈ではなく、宗教のように信じ込むむのだという感覚をIT業界の人がみんな共有している。だから「伝道師」なんて人もいる。

●30代はじめの人のすべてがデジアナ時代になった。

●日本はインフラが進んだ国。ネットにつなげるくらいには豊かなニートがたくさんおり、ネット原住民となるが、劣等感(リア充)と優越感(情報強者)を抱いている。

●ネットの揉め事は、現実社会から独立したネット社会を守りたいネット原住民と現実社会をそのままネット社会に持ち込みたい人々との争い。

●ネットメディアの影響を受けたネット世論は存在している。

●ネット初のニュースサイトは、専門分野を取り込む方向に進化し、ニュースのポータルサイトで話題になることが大事。

●CGMなどは、マイクロメディアの束であるが、ランキングなどのある特定の情報だけを優先的にユーザーに表示するしくみはマスメディア的な要素になる。

●考えるほど、ソーシャルメディアという用語はくだらなくて曖昧で分類方法としては役に立たない。進化した口コミであり、そういう口コミがUGCサイトのように多数の人への情報発信を行う役割をしているのだとしたら、新しいマスメディアのひとつである。

●口コミメディアでの影響が強いプロモーションの最終目標は、いろいろな切り口で分けられるクラスタ内で、共通の意見をつくりだせるかどうかにある。

●まとめサイトとソーシャルメディアで、情報をループさせることで嘘の方法も、真実になる構造がネットにはある。大衆がだれでも情報操作をすることが可能になったのが、ネット世論の世界。

●コンテンツが無料になると主張している人の理屈には、まともな根拠はない。「フリーミアム」が流行ったが、結局は安売りしたほうがよく売れますよ、といった当然のことをささやいている。コンテンツの価値を下げることは、プラットフォームにとっては自分の懐が痛まない宣伝方法。

●顧客との接点をプラットフォームに依存せずに、コンテンツ側が持つ。今後のコンテンツは1)動的なものに変化する、2)コピーサービスに対価を払う、3)クリエイターとのコミュニケーションにお金を払う、4)編集者やプロデューサーがファンとのコミュニケーションを代行する 5)収益は自分たちでつくったファンクラブ型の独自プラットフォームで上げる、6)サービス事業者は、自分たちでコンテンツをつくりはじめる

●オープン戦略は、市場獲得する際には優位だが、結果的に市場も利益も失う。自分がやる仕事は独占、他社が担当する部分はオープンになって競争があるのが良い(PCメーカーに競争させた、インテルとマイクロソフト)。

●インターネットに国境を設けても、設けなくてもいい。しかし、国家が法律だけで規制すると、国内の企業だけが守らされる「海外企業保護政策」のようになる。これまでの日本のIT産業の歴史は、国内の数々の可能性の芽を自らが摘んできた。

●NDAはプラットフォームによる審査と組み合わせることで絶大な効力を発揮。恣意的に審査を行っても、世間にはそのことがわからず、サードパーティーを支配しやすくなる。

●グローバルプラットフォームは、国家よりもユーザーの個人情報を持ち、収入に対してなかなか課金されない。荘園制に近い。

●電子本棚の登場で、電子書籍市場は変わる。

●情報の爆発に伴う低レベルな内容と無料ハイパーリンクとは別に、有料の電子書籍間でのハーパーリンク網が新たな知のネットワークを構築するかもしれない。

●15~20年後にはすべてのテレビ番組が電波を使わずに、インターネット経由でデータとして映像配信をする。視聴者ひとりひとりに別々の番組を見せるというよりは、同じ番組なのに視聴者によって違う映像が流れることが新しくなる。IPマルチキャストは、筋が良くない技術。

●案外正しい「みんなの意見」(集合知)が採用されるのは、人間相手のマーケティングデータとしてだけに限られる。

●UGCは、作品よりも作品を取り巻く宣伝なども含めた環境こそがコンテンツの本体だ。

●世の中でコンテンツだと認識されるものは、経済活動が成立している。

Posted by THINKJAM.

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ザ・プラットフォーム

MEMO
●最大のプラットフォームは国家。

●プラットフォームには、共有価値観が重要。ITはプラットフォームをヒューマナイズ(人間らしく)するもの。

●Googleの共有価値観は、マインドフルネス。余計な雑念を取り払い、目の前の出来事に集中できるようになり、何でもない出来事からも高い満足感を得られるようになる。ゼロ・クリック・サーチマまで拡大する。コンピュータが自動化してくれたから生まれた、人間らしい日常。

●Appleの共有価値観は、Appleがあなたの情熱を拾い上げて。あなただけの「ヴァース」を生きられるように手助けする。コンピュータは、人間を変える存在。

●Facebookは、人間関係のOS。シンリレーションシップマネジメント(薄い関係性の管理)から、ウィーク・タイ(弱いつながり)やソーシャル案プリファイヤを生み出した。ちょっとした知り合い程度の人たちと日常的につながっておくことで、普段必要と思っていなかった情報などが入ってくる。

●Facebook拡大のポイントは、名門大学、名門大学の学生に憧れる女子、一般大学生、実名制、卒業生、社会人へのフロー。オープンプラットフォーム戦略、主流感の獲得。

●どんどん3Dプリンタが普及すれば、「10円コピー理論」と同じような現象が起き、プロのデザイナーが作らないような作品が生まれてくる。

●生徒が生徒へ教える教育系のプラットフォームは、行為の返報性から、ペイフォワードへ変わっていく可能性が見える。

●シェアリングエコノミ―のプラットフォームは、すべてのプロセスを自動化。提供者側にとっても、使う側にとっても、サービスを非言語に近づけていく。人々の「モビリティ」を高めていく。そうすることで、流動化されたなめらかな社会になる。

●日本のプラットフォームのポテンシャルは、BtoBtoC。たとえば、楽天。

●楽天では、出店者がお互いの様子を見ながらすみ分けて、個性化する。楽天が、中小の店舗を「エンパワーメント」することで、群体とて力を持ち、amazonに負けていない。商品を自前でそろえるamazonには、店舗同士が切磋琢磨しながら、巨大化していくことが難しい。

●ミクシィは、足あと→コメント→日記を書くというラダーをつくったが、つぶやきによる更新頻度の高いストリーム、日記という更新頻度は低いがじっくり読まれるストリーム、コミュニティというみんなでワイワイ楽しむストリームの情報の流れをうまく統合できなかった。単にほかの情報と機能を比較して、その機能を入れれば良いというものではない。

Posted by THINKJAM.

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コンテンツの秘密

<MEMO>
●コンテンツフォーマットは、完パケ(マスターデータ)でなく表紙などの版下も含めるべき。人間がコンテンツを楽しむ時には、音楽そのものや小説だけでなく、表紙やパッケージの材料もまた重要な要素の一部であるから。

●メディア(何をつかって)、対象(何を)、方法(どのように)がひとつでも異なれば、別コンテンツになる。

●コンテンツの起源は、人間をを含む生物が現実世界の模倣を楽しいと思い、それによって現実世界を学習することで生存を有利にすることにある。

●主観的情報量、客観的情報量の2つがあると仮説立てる。

●人間の主観では、注目しているものが大きく見えている。普通の人は、脳が認識したとおりに絵を描けないが、宮崎駿はそれが無意識にできてしまう。

●子供がアニメ好きなのは情報量が少なくてわかりやすいから。そして脳が認識しやすい情報でつくられているから。

●主観的情報量とは、観客が何を好み、何を中心にコンテンツを鑑賞するかといった観客の属性や文脈的な状況によって大きく変化する。

●コンテンツは、現実より客観的情報が不足した「現実」を見せて、その中で大きな事件を仮想的に体験させたり、珍しい情報に触れさせたりする。

●コンテンツクリエイターは、自分の脳にあるイメージ、世界の特徴を見つけ出して、再現・具体的に表現できる。

●脳の世界は単純化されて世界を認識している。より単純化された似顔絵や略画などに、本物よりも本物さ(=本質)を感じるという性格が人間にはある。「美男美女」が同じような顔になるのは、脳の中で理想化された平均的なイメージができるからだ。

●オートエンコーダ:元のパターンを少ない要素で要約したうえで元のパターンに戻せるかということをやるだけなので、正解を用意する必要がない。現実の情報を圧縮して表現し、それをあらためて現実と比較して、だいたいあっているかどうかを確認する人間の大脳のモデルと非常に近い。

●クリエイターの悩み:一般のユーザーが理解できるようなコンテンツの対象となる脳のイメージと再現方法が有限である中で、オリジナルといえる作品をつくり続けられるか?

●より多くのユーザーを対象にすればするほど、コンテンツの基本となる特徴もより単純になり、「わかりやすい」ことが重要になる。UGCサイトは、世間の予想や機体とは逆に、コンテンツの実質的な多様性を減らす作用がある。ユーザーの好むコンテンツのパターンは少ない。コンテンツはほっておくとワンパターンになる。競争が激しくなると、より多様性が失われる。

●より細部にこだわればこだわるほど、マンネリになる。

●有能なクリエイターは。感性だけでなく、理屈を使って、生み出すことに疲れないようにする。他人のアイデアを否定して使えそうなものだけ取り込み、自分のビジョンを固めていく作業をしている人はかなり多い。

※オリジナリティやアイデアづくりなどに関しては、あまり面白い記述はないので省略。

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チームの力―構造構成主義による“新”組織論

<MEMO>
●ポジティブにしたいときは、何も考えないこと。一瞬頭を振ることで余計なことを考えずに済む。

●原理とは、言われてみれば当たり前に感じることであり、それに従えばうまくいくものではないが、それから踏み外したときには、確実に失敗する。現実には、言われてみれば当たり前のことに、自覚的に思いを馳せる理路がないために、多くの人が原理を踏み外してしまう。

●多くの組織は、方法の原理(=状況と目的から、最適な方法を導き出す)が根付いていないために、本来の目的を重視するよりも、方法を遵守する「方法の自己目的化」に陥りやすい。

●多くの組織の不条理が、埋没コストにとらわれることで生じる。

●人は「答え」を求めようとする。しかし、「正しい答え」がどこかに転がっていたり、本に書いてあったりすることはない。求めるべきは「答え」ではない。適切な「問い」こそがチーム(組織)をまっとうな方向に導く。

●「成果を出さないが失敗しない人」よりも、「多少失敗しても成果を出す人」のほうを評価すること。

Posted by THINKJAM.

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明日のプランニング

<MEMO>
●2020年の情報流通量は35ZB。地球上に砂浜があり、その中の一粒があなたの伝えたい情報である。情報の砂の一粒時代=砂一時代。

●2009年時点で99.996%の情報はスルーされる。露出だけ増やしても伝えたい情報は伝わらない。

●ネットを毎日は利用しない日本人は、約567万人。7,500万人が突きに度もパソコンから検索していない。

●砂一時代を生きる生活者の情報環境
・仲間ごとの急激増(友人・知人情報が増えた)
・超成熟市場(あなたが伝えたい商品・サービス情報はすでにうざい)
・メディアやツールの激増(伝えたい情報をどこに出せばいいのか、見当がつかない)
・エンタメ過剰(日常にあるれるさまざまなエンタメや世界中の有料コンテンツが全部ライバル)

●拡散のコアは少数で良い。全員がRTするのは多くて5%。仮にあるイベント参加者1,000人がそのイベントのことをツイートし、平均130人のフォロワーが見たら130万人にリーチした。うち3%がリツイートしたら、60万以上にイベント情報が届く。拡散のコアは少数でいい。

●コミュニケーションのプランは、マスベースとファンベースで考える。

●ファンベースのリーチ
1)直接‥フォロワーに直接伝える
2)間接‥他からの情報をフォロワーに転送する
3)オーガニック‥他からの情報を受け取った人が、自身の言葉でフォロワーに直接伝える

●マニアックなメディア=トライブ(群)は重要

●オーガニックな言葉を引き出す方法
1)社員という「最強ファン」の共感をつくる
2)ファンをもてなし特別扱いする
3)生活者との接点を見直す
4)商品自体を見直す、ファンと共創する
5)ファンを発掘し、活性化し、動員し、追跡する
6)ファンと共に育つ。ファンを支援する
7)ファンとビジョンを分かち合う

●共感を生むには「個」を出すこと。自分だけの経験や思い出を語り、相手や一般論に自分を合わせなければ、相手はあなたの中に「自分と同じところ」を探しだそうと踏み込んでくる。

Posted by THINKJAM.

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頭がいい人の仕事は何が違うのか?

頭がいい人の仕事は何が違うのか? -
頭がいい人の仕事は何が違うのか?

仕事の効率が悪い人には、だいたい当てはまる根本的な問題が書かれている。簡単なチェックリストとしても読めるので、一度、スタッフ全員で読み合せると良い本。

Posted by THINKJAM.

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